編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2011.03.28 [「スポーツを考えるウェブマガジン sfen」(笹川スポーツ財団)]
■障がい者スポーツとしての価値
- それぞれ持っている機能を最大限に活かすことができる -
◇身体が持っている機能を最大限に使って戦う障がい者スポーツ
学生の頃バスケットボールに打ち込んでいた私は、今でもスポーツが大好きです。スポーツの魅力のひとつは、それまで憧れの対象でしかなかったプレーでも、練習すればできるようになることです。それは、障がい者スポーツも同じ。趣味やリハビリなどスポーツの入り口はさまざまですが、競技としてスポーツをする選手はどの選手も上手くなりたい、強くなりたい、勝ちたいという向上心を持っています。
障がい者スポーツの礎を築いたルードウィッヒ・グッドマン博士の言葉に、「失われたものを数えるな、残っているものを最大限に活かせ」というものがあります。これは、障がい者に限らず、誰にとっても、力強く生きるための教訓となる言葉ではないでしょうか。
現在、約60種目もの障がい者スポーツがあり、その数は年々増えています。ボッチャのように障がい者スポーツとして作られた種目もありますが、ほとんどは既存の種目を障がいに適合させてリメイクされたアダプティッドスポーツです。今世の中には、足が動かなくても、目が見えなくてもできるスポーツがたくさんあります。自分が持っている機能を活かそうと思えば、どんな人にでもスポーツの選択肢が見えてくるはずです。 ・・・・
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〈この内容は2011年2月16日、スポーツを考えるウェブマガジン「sfen」(SSF-笹川スポーツ財団運営)の特別企画『あなたにとってスポーツの価値とは?』に掲載いただきましたものです。〉