編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2011.12.02 [伊藤数子「障がい者スポーツの現場から」]
第14回 18歳の日本代表選手が示唆したもの
2010年サッカーW杯では"サムライブルー"が国外開催の大会では初めてベスト8に進出しました。さらに今年の女子サッカーのW杯では"なでしこ"が並みいる強豪を倒し、初優勝に輝きました。こうした日本代表の実績もあいまって、日本では「サッカーのW杯」はオリンピックに並ぶ人気を誇っていますね。では、記念すべき第1回大会が日本で開催されたサッカーのW杯があることを皆さんはご存知でしょうか。実は今から4年前の07年、電動車椅子サッカーのW杯が日本でその歴史をスタートさせたのです。
電動車椅子サッカーは、その名の通り、電動車椅子を使って行なうサッカーです。電動車椅子の前の足元の部分には、フットガードが取り付けられています。プレーヤーは手やアゴなどでコントローラーを操作して車椅子を動かし、フットガードに直径32.5センチのボールを当てながらゴールを狙います。1チームは4名(フィールドプレーヤー3名、ゴールキーパー1名)で、バスケットボールのコートを使用して行なわれます。スピード感があり、とてもエキサイティングな競技です。
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