編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2013.10.01 [伊藤数子「障がい者スポーツの現場から」]
第36回 パラリンピック開催は日本社会を大きく変える!
今月8日、2020年オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定しました。その日、早起きをしてアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されたIOC総会の投票結果を固唾を呑んで見守っていた人も少なくなかったはずです。私も、ジャック・ロゲIOC会長の「トウキョウ」の声を聞いた瞬間を、今でもはっきりと覚えています。
7年後、世界最大のスポーツの祭典が日本の東京で行なわれる――。多くの人が自分の年齢に7を足して、「○歳かぁ。その頃には......」と想像をたくましくしたことでしょう。こんなに同時に人々が自分の未来について考え、その自分が住む未来の社会について思いを馳せる。そして、将来の社会のあるべき姿に思いを巡らせる。開催が決定しただけでこのように人の心を未来に向けて動かすオリンピック・パラリンピックに、改めて偉大な力を感じずにはいられません。
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