編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2015.02.02 [伊藤数子「障がい者スポーツの現場から」]
第52回 2015年春、「STANDボランティアアカデミー」スタート!
いよいよ「STANDボランティアアカデミー」がスタートします。まず2月25日を皮切りに、3月4日、同11日の3日間にわけて、全5回のトライアルプログラムを開催いたします。これはボランティアスタッフを養成するということに限ったものではありません。20年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、ともに考え、行動し、「盛り上げていこう」「支えていこう」という"スピリット"を広めていくことを理念としたアカデミーです。
(写真:ソチパラリンピックで出会ったボランティアスタッフ。寒い中でも明るい笑顔が印象的だった/photo:Shugo Takemi)
今回、ボランティアアカデミーを設立しようと考えたきっかけは、電話での問い合わせでした。13年9月に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定して以降、事務所には「20年にボランティアをしてみたいのですが、どうしたらなれますか?」「20年までに何か準備しておくことはありますか?」「20年までに何か外国語を勉強しようと思っているのですが......」などという問い合わせをいくつもいただくようになったのです。私はこのことにとても感銘を受けました。「オリンピック・パラリンピックは、こんなふうにして、人々の意欲をかきたて、エネルギーを与えるものなんだ」と、改めてオリンピック・パラリンピックの偉大さ、自国開催の意義を感じたのです。そういうことを感じさせてくれたことに、まずは感謝の気持ちが湧きました。
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