編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2016.02.09 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第64回 ボランティアアカデミーの本当のねらい
2016年がスタートして1ヶ月。今年はパラリンピックイヤーです。テレビや新聞などのマスメディアに、パラリンピックの選手や大会の情報を目にする機会が激増しました。パラリンピックへの関心は急速に高まっているのです。そんな中で、パラスポーツを「見る」だけでなく、「支える」「関わる」という関係を求める人が増えていると感じています。
(写真:段差のある所での車椅子の押し方、進み方を体験)
それは、昨年3月に開講した「ボランティアアカデミー」への関心の高さでも感じました。定員をはるかに超える応募をいただいたり、多くの企業や団体から見学の希望をいただいたりしたのです。またその後、昨年11月から、パートナー企業である清水建設と、社員とそのご家族向けの「シミズボランティアアカデミー」が実現しました。2020年のパラリンピック開催が決まって以来、何らかのかたちでパラリンピックを応援したい、という個人、企業や団体は確実に増えています。もともとのボランティアアカデミーも、多くの方から「パラリンピックのお手伝いをしたい」「ボランティアで参加したい」と寄せられた声をきっかけに立ち上げたものです。予想通り、社員やそのご家族の関心は高く、すでに今月2回目の開催も決定しています。今後、社屋や研究所のある地域との連携も進めていく予定です。
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