編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2016.09.01 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第71回 リオ・パラリンピック開幕、思いを馳せてほしいこと。
日本パラリンピアンズ協会(PAJ)では、オリンピック・パラリンピックイヤーに、パラリンピアンを対象にした「競技環境・その意識と実態調査」を実施しています。8月23日、北京、ロンドンに続いて3回目となった今回の集計結果が発表されました。
すべての集計結果はこちらから閲覧できます。パラリンピアンを取り巻く環境が、ここ4年でどう変わったかが見えてきます。
注目度は上がったと実感
私がまず注目したのは、選手の経済的負担です。金額に関しては競技の違いなど様々な要因があるのでひとまとめにはできませんが、選手の経済負担額は前回の調査とそう変わっていません。助成金が増えていることを考えると、これは競技に関する活動の総量が増えている、そう分析しています。
選手が個人負担してもなお競技活動を増やしているということなのでしょう。パラスポーツの競技性がさらに高まり、より多くの時間をかけて強化を図っている証左です。
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