編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2017.04.03 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第78回 もうひとつのワールドカップをご存じですか?
昨年春、日本障がい者サッカー連盟が設立されました。日本サッカー協会の呼びかけで7種類の障がいのある人のサッカー競技団体が集い、立ち上がりました。切断障がい、脳性麻痺、精神障がい、視覚障がい、聴覚障がい、電動車椅子、そして知的障がい、この計7つの団体です。
日本だけでなく世界各国にこうした障がい者サッカーの団体があります。見えない、走れないなどの障がいがあってもサッカーがしたい。世界中にそういう気持ちを持ったサッカーを愛する人がいる証左です。
先日、知的障がい者サッカー連盟理事長の天野直紀さん、同理事の斎藤紘一さんにお会いしました。天野さんが知的障がい者サッカー連盟に関わるようになったきっかけは、2006年のW杯の試合をビデオで見たことでした。選手たちのプレーは、ひたむきで純粋。汚いところやずるいところのないサッカーにすぐに魅了されたと言います。斎藤さんもしかりです。
*注1)次回2018年はW杯開催国ロシアの都合もありスウェーデンで開催される。
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