編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2017.05.01 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第79回 パラスポの現場の隅々で起きている変化と進化
先日、インタビュー取材の機会があり、新豊洲Brilliaランニングスタジアムへ足を運びました。この施設では全天候型の60m陸上トラックのすぐ横に義足開発ラボラトリーが併設されています。公式サイトには「誰もが走る喜びを実感できる(中略)世界で初めてのユニークな施設です」と書いてあります。
(写真:義肢のブレードやソケット調整はパフォーマンスアップのために必要不可欠なのだが......。)
確かにユニークでした。そしてパラアスリートにとっては願ってもない施設です。このスタジアムではパラアスリートはトラックで走って、すぐにその場で義足の調整ができるのです。
義足は反発力のあるブレードと呼ばれるカーボン製のバネの部分と、足にフィットさせるソケット部で構成されています。一度作ったらそれで完成というものではありません。
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