編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2019.05.08 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第103回 すごいぞ! "ゆるゆる"渋谷運動会!!
今回は予告どおり3月3日に開催された「渋谷運動会」のことを取り上げます。渋谷運動会の始まりや詳細については、以前、<わからないから面白い! 渋谷「パラ草の会」>で書きました。運動会の開催場所は渋谷区広尾の広尾高校体育館。4チームに分かれて戦い、対戦競技はボッチャと気づきのリレーの2つでした。当日は240人の参加者とボランティアのようなお手伝いの人たちが30人、合計270人が集まりました。さらには國學院大學の応援団も駆けつけてくれて、大変な盛り上がりでした。
お手伝いをしてくださった人たちに「参加した理由は?」と聞くと以下のような答えが返ってきました。「ひまだから」「誘われたから」「おもしろそうだから」「パラリンピックが気になるから」「競技に出たかったから」「イベント好きなんです」「手伝いたかった」「世話好きなんです」「盛り上げたいと思って」「自分で役に立てるなら」と、実に様々で、さらにこんな答えもありました。
「代表の髙橋さんに誘われたから」「誰々さんに来いと言われたから」。こういうイベントは誘われても「行けたら行きますね」と答えて、当日は来ないのが常套です。もとより運動会の中心人物であるパラ草の会代表・髙橋千善さんの求心力は「ただもの」ではありません。
かくいう私も「伊藤さんにぴったりの会があるから」と言われてふらふらーと来てみてはまりました。この「ふらふら」は重要なキーワードかもしれません...。
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