編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第106回 ジャパンパラ陸上と長良川うかいミュージアム


写真:閑散としたスタジアム 今から数年前、パラ陸上競技大会の会場はガランとしていました。観客席でひそひそ話をしていても周りに響くくらい、シーンとしていました。会場にいるのは関係者がほとんどでした。7月20日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催されたWorld Para Athletics公認 天皇陛下御即位記念2019ジャパンパラ陸上競技大会へ行ってきました。


 岐阜駅から、今日の驚きの始まりです。会場までのシャトルバス乗り場付近に、若いご夫婦とお子さん連れが数組、まるでディズニーランドなどのテーマパークに行くような雰囲気でにぎやかにしていました。どこか近くに遊園地のようなものがあってそこに行くんだろうな、と思っていました。すると、陸上競技場行きのバスに乗るではありませんか。「このバスは違いますよ」と声をかけようと思ったくらいの違和感です。本当にびっくりしました。変化が起きている。私はどきどきしながら会場に向かったのです...。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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