編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2019.08.07 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第106回 ジャパンパラ陸上と長良川うかいミュージアム
今から数年前、パラ陸上競技大会の会場はガランとしていました。観客席でひそひそ話をしていても周りに響くくらい、シーンとしていました。会場にいるのは関係者がほとんどでした。7月20日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催されたWorld Para Athletics公認 天皇陛下御即位記念2019ジャパンパラ陸上競技大会へ行ってきました。
岐阜駅から、今日の驚きの始まりです。会場までのシャトルバス乗り場付近に、若いご夫婦とお子さん連れが数組、まるでディズニーランドなどのテーマパークに行くような雰囲気でにぎやかにしていました。どこか近くに遊園地のようなものがあってそこに行くんだろうな、と思っていました。すると、陸上競技場行きのバスに乗るではありませんか。「このバスは違いますよ」と声をかけようと思ったくらいの違和感です。本当にびっくりしました。変化が起きている。私はどきどきしながら会場に向かったのです...。
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