編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2019.10.02 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第108回 お蚕さんと一緒にアスリートを応援しよう! 群馬県富岡市・愛がいっぱいのプロジェクト
さる8月31日、群馬県富岡市において「お蚕さんとアスリートを応援しよう!プロジェクト」のキックオフイベントを開催しました。ご存知のように富岡市は世界遺産「富岡製糸場」があるまちです。お蚕さんでアスリートを応援とは、いったいどういうプロジェクトなのでしょうか。
私が富岡市を初めて訪れたのは一昨年のこと。障害者雇用の総合会社であるパーソルサンクス株式会社が開設したとみおか繭工房を訪ねました。
ここでは群馬県の養蚕産業と障害者雇用をつないだ事業が行われており、地元の障害のある人が養蚕、絹加工に従事しています。同社・中村淳社長とお話しているうちに、「せっかくの2020大会に向け、地元の伝統産業である養蚕をいかして何かできないものか」との思いが強くなりました。
しばらくすると中村社長から「では、伊藤さん。まずはお蚕さんを飼育してください。富岡市に手配しました」と言われました。え、お蚕さんを育てる!? 戸惑いながらも言われるがまま、初飼育に挑戦することになりました...。
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