編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2019.11.05 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第109回 体験会を「もったいない」にしないために
STAND主催のパラスポーツ体験イベント「みんなのスポーツinこまつ」(於:イオンモール新小松)を10月12日に開催しました。「スポーツで地域を笑顔に」を掲げ、車いすハンドボールとボッチャの体験などを実施。約1300人の方に来場いただきました。
体験会の目的は「スポーツを通して笑顔あふれる"みんなの"共生社会をつくろう」というものです。今回はこうした体験会開催にあたって私が心がけていることについて書きます。
たとえばボッチャ体験会は各地で行われています。それはなぜかというと、ボッチャは道具も安く、プレーする場所を選びませんし、準備や設営が簡単です。練習なしでも誰もがすぐプレーでき、初心者でも勝敗が成立する。しかも面白くて盛り上がるからです。ですから体験競技として多く選ばれています。ボッチャが他の競技より、共生社会への意識を高めるのに有効だから、が理由ではありません...。
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