編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第118回 ぷよぷよ始めました。

写真:ゲームコントローラー ウィズコロナの状況下、パラスポーツ体験会の再開は未だ見通しがたちません。密を避けた新しいかたちで開催できないものか、と模索と実験を繰り返す日々です。そんな中、ある日のリモートミーティングで「e-sportsの体験会はどうでしょう?」と話をしたら、「それ、ゲームでしょ」とバッサリ。「いえ、それだけではなくて......」と、しっかり説得できるほどの力が私にはまだありません。

 そこで、ゲームの思い出。まずはインベーダーゲームです。高校生の頃、地元の数件の喫茶店に設置されていましたが、お小遣いも少なく、数回プレイしたのみでした。どうすればいいかよくわからないうちに終わったものです。友人が話題にしていた「名古屋撃ち」などの言葉は、意味も分からずに憧れていました。

 大学生になると研究室にファミコンが設置されていました...。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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