編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第143回 "何かあったとき募金"

写真:イメージ 両親から丈夫な身体をもらったことが自慢の一つでしたが、今年はいよいよ、メンテナンスを要することとなりました。年が明けてからあちらもこちらもと、故障のデパートになってきました。お盆休みは病院に通うことに......。

 何も気にせず、やりたいことをやるというわけにはいかなくなってきました。身体の様子を見ながらいたわって、付き合っていくことが必要。まさにメンテナンスを施す時期にきたのだと痛感した次第です。

 さて、2020東京パラリンピックが、2021年夏に開催されてちょうど1年が経ちました。

 様々な場面で、「パラスポーツに対する理解が広まった」「共生社会への歩みが始まっている」と見聞します。大変嬉しく思います。

 先日、東京パラリンピックを契機にリニューアルした、ある体育館におじゃましました。2021年度にメンテナンス計画も一新され、「去年までは車いす競技にも使用できたのですが...。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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