編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2022.10.06 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第144回 シリーズ再会。新潟県十日町市・関口芳平さん
先日、新潟県十日町市で東京2020パラリンピック車いすバスケットボール銀メダリストの宮島徹也さんをお招きして、トークショーと体験会を開催しました。今回は地元のNPO法人ネージュスポーツクラブさんと、ご一緒させていただきました。
当日朝、会場設営には、たくさんのボランティアの方たちが参加くださいました。でも、なんだか皆さん、自由に動いている感じ。よく見ると、遊んでいる人もいる。なんだか不思議な雰囲気です。
ネージュの事務局長・関口芳平さんがス~ッと私に近づいてきて、床を指さします。
「ほら、1分でボッチャコートができた。速いでしょ」
よく見ると、投球するラインと、センターの×印をラインテープで引いて簡易的なコートができています。
「ボッチャ、やる人~!」
ボッチャはこの日の体験会のラインアップではないはず。そう思っていると、関口さんは「いいの、いいの。お仕事中も遊びたい人は遊ぶ」と言います。
数人がやってきて、遊び始めました。実に自由な雰囲気です。
関口さんは「お~来たか、よしボッチャやろう」と言うと、別の場所に行ってしまいました。「今日のプログラムはバスケなんだけどな~」と、ちょっと気になる私のことは無視。
並んだ並んだ車いす。30台くらいあります。しかも...。
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