編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2024.02.01 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第160回 九十九里をもって半ばとす
元旦、私はある病院の救急受付にいた。もう、とうに2時間は経過している。
新年を気持ちよく迎えるはずのこの日、熱・頭痛・喉の痛み・咳......オールスターがそろって襲ってきた。
今年は身体を動かす機会を増やすべく、1月から30年ぶりのスキーなど、いろいろ計画していたのに。とてもとてもスポーツなんてする気が起きない。
診察室に入り、「元旦からすみません」と、思わず私。当番で忙しくしていらっしゃる医師は朗らかに笑ってくれました。
診察の結果、インフルエンザ。5日間外出禁止。実は生まれてこの方、罹患したことがなく「私、インフルエンザにはかからないんです」と豪語していました。だから予防接種は打っていなかった。今になって、とてもかっこ悪く、みっともなく、恥ずかしく思います。
2日目の夜は、喉が痛くて眠れません。このまま私の声が出なくなってしまったらどうしよう(カラオケとか、どうしよう)、と夢うつつの中で絶望しました......。
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