編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2024.03.01 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第161回 曇りのち晴れ! 30数年ぶりのスキー
2月になり、健康を取り戻した私は、慎重に、身体と相談しながら、スポーツを始めました。
まず、スキー女子会にどきどきしながら初めて参加。
難しい斜面に挑む20代の頃の気持ちが心の底から蘇ってきます。その頃の感覚も映像も。しかし、それはいけません。"そんなことをするなら行ってはいけない"と禁じました。行きの新幹線、途中休憩でのビールも封じます。ファミリーゲレンデで、慣らしながらゆっくり、と。出発までの準備も入念に。前日にパッキングも済ませて、禁酒。そして早寝で睡眠時間を確保。「大谷翔平みたい」などと言いながら、10時間睡眠をとりました。
明けて当日。すっきり目覚め、体調がいい。そこで、さらに自らを戒めます。"骨折などしたら、大変なことになるぞ"と。とにかく、無事に帰宅することをイメージするよう自身に命じました。
さあ、30数年ぶりの真っ白なゲレンデに到着。「わ~っ! ついに来たんだ」......。
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