編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2024.12.02 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第170回 思わず飛び出した「来年また会いましょう!」
「車椅子ソフトボール&フレンドリーマッチ in Hiroshima」が10月26、27日の2日間、広島市の広島みなと公園にて開催されました。主催はNPO法人FOOT&WORK。理事長・下原唯千夏さんは私の大切な友人です。
FOOT&WORKは地域の高齢者障がい者福祉、メンタル・不登校の支援を通して、生活環境の向上を目指す事業を行っています。
車椅子ソフトボール&フレンドリーマッチは2日間にわたり、体験会と試合が終日続きました。盛りだくさんの大規模イベントで、常時200名近くの来場がありました。
実は今年で第2回の開催です。昨年の第1回の閉会あいさつで下原さんは「"来年もまた会いましょう!"と思わず叫んでしまった」とのこと。どうりで昨年から「2回目はきんさいね(来てね)」と何度も何度もお誘いをいただき。そうやって刷り込まれた私はついに来てしまいました。
試合も体験会もとにかく賑やかでフレンドリー。笑いが絶えません。
審判「ボール」
セカンド「ボールちゃうやろ~」
ギャラリー「これで打てたら(障害者)手帳返納ね!」「(車椅子ランナーに向かって)走れ走れ~」
ランナー「無理ゆうな、わし走れんじゃろ~」
思わず笑みがこぼれるやり取りが、至る所で繰り広げられていました......。
このつづきは >>二宮清純責任編集「SPORTS COMMUNICATIONS」サイトでお楽しみください!