編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2025.03.12 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第173回 未来につながるチャンスの扉
ある中学校からのご依頼で、パラリンピアンと一緒に訪問しました。私はパラリンピアンの「挑戦」をテーマにしたお話の聞き手を務めました。その後はパラスポーツの体験会も行われました。
当日、会場にあるご夫妻が見学に来ていました。この学校に子どもが通っているのではなく、今日のこの行事のことを知り、学校に見学を申し入れたそうなんです。いま小学校6年生の身体・知的の重複障害がある次男の進学先に迷っている、と......。
「1年後、どんな学校に入ることができて、いえ、入れてもらえて......。親はどのようにすればいいのか。障害のない、いま中学生の長男の時は何も考えなかったことなので、次男の時には一つもわからない。でも、じっとしていても何も始まらないし、時間は経っていく。なんでもいいから動いてみようと思い、来ました」
友人のお子さんがこの中学に通っていて、年に何度か、障害のある選手が学校に来て交流をしていると聞き、興味と期待を抱いたそうです.....。
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